今日で8月が終わり。
昼間に聴いたラジオで、過ぎ去る夏を惜しむDJが、寂しそうに夏に似合う曲を紹介をしていた。
そんな風に夏の終わりに感傷に浸ったのはいつ頃だった?
今日は、台風の過ぎ去った後、カラッとした気持ちのいい晴れ間で、子どもと一緒に公園でたっぷり遊んできた。
簡単な夕飯を済ませて、畳の上で寝っ転がる。
子どもはテレビを観ている。
網戸だけの窓から、涼しい風が入ってくる。
まだ夏の夜風だ。
ふと、思い出す。
大学の頃、、、、いや、きっともっと昔、小学校の頃か。
こうやって同じように過ごした夜があったっけ。
父がビールを飲む横で、母は洗濯物をたたんでる。
弟はブロックでなにやら作っている。
ブーンとまわる扇風機。
テレビはプロ野球をうつしている。
庭の草木と土のにおいがする。
いつのまにか、虫の鳴き声もきこえてくるようになった。
今日で8月も終わり。
明日から、学校かぁ。