Simple Chic Yoga

私(azico)、夫、息子の3人暮らし。ヨガな日々を綴っています。

【映画】Mommy/マミー

以前、映画、たかが世界の終わりを映画館で観てからずっと気になっていたグザヴィエ・ドラン監督の作品、『Mommy/マミー』をDVDで観ました。

 

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【以下、あらすじ】

とある世界のカナダでは、2015年の連邦選挙で新政権が成立。2ヶ月後、内閣はS18法案を可決する。公共医療政策の改正が目的である。中でも特に議論を呼んだのは、S-14法案だった。発達障がい児の親が、経済的困窮や、身体的、精神的な危機に陥った場合は、法的手続きを経ずに養育を放棄し、施設に入院させる権利を保障したスキャンダラスな法律である。ダイアン・デュプレの運命は、この法律により、大きく左右されることになる。

(公式サイトより)

 

観るのは精神的にしんどいかなぁと思いながら借りましたが、意外とそうでもなかったです。感情的な高ぶりなど少しも感じず終始客観的というか、薄いベールを1枚通して画面を観ているような感じでぼーっと観てしまいました。しかし、ずーっとハラハラしっぱなしで、とても疲れました。幼い頃からの環境に似ているなと思う部分も多くあったように感じるのでちょっと麻痺気味なのかもしれません。

弟も同じこと言ってたな・・とか。

こんな状態、しょっちゅうだったな・・とか。

弟はどんな気持ちだったのだろう、母はとても辛かったのだろう、と思いも馳せましたが、そう思うことも今は正直苦しい。

そんなことしか思い浮かばず、なかなか感想というものが出てきません汗。

ただ、映像が1:1のアスペクト比で構成された映画で、(私個人的にはそのような撮り方、画面編集の仕方もありなのか、と驚きです。)映像に映る人物に嫌が応にも集中してしまうので心情がとてもよくわかる感じでした。作品に出てくる母と子のどうしようもない切なさや一生懸命さが本当に伝わってくるような、でも漂う緊張感と窮屈さ。

 

以前の記事でも書きましたが、ドラン監督作品は音楽の使い方、作中の挿入曲のセレクトに定評のある方なのですが、この映画の音楽もまた変わらず素敵で私世代には懐かしい曲もありました。

この映画をいわゆる感動とともに観られる日が、いつか来るのか、来ないのか、今の私にはよくわからないですが・・・

過去に生きる私、というものを分かってはいますが改めて再認識。←今、ブログを書いてもまた再認識。 

 

グザヴィエ・ドラン監督 映画『Mommy/マミー』 オフィシャルサイト